北海道の一本道を見て失恋を乗り越えた

失恋から立ち直る体験談36
一度破局した彼と、ヨリを戻してまた破局したことがあります。

一度目の破局のあとお互いに譲り合わなければならないことや、見直さなきゃいけないことが分かったうえでヨリを戻したのに、結局また同じ理由で別れました。

彼を失った“失恋”の傷みと同時に、失敗から学べなかった、成長できなかった自分に対する失望もありました。

ひとりで北海道を旅行したのは、失恋を癒すためでした。人生で初めての北海道は、感動の連続でした。アスファルトと鉄筋だらけの都市とは違い、空も空気も大地もすべてが、広く大きく清らかでした。

大きなものの前では、自分の存在などちっぽけに感じる、まさにそれを身をもって感じたのです。

上富良野にある日本画家のアトリエ兼美術館に立ち寄ったときのことです。失恋の傷みが癒え、失望した自分のこれから進むべき道が見えた風景に出合いました。それは美術館の目の前の道路です。

見たところ何の変哲もない、アスファルトの敷かれたただの1本道です。しかし、その道はどこまでもどこまでもまっすぐに続いていたのです。青い空にそびえる十勝岳に向かって左手は美瑛方面、右手は小高い丘の先まで1本道が続きます。信号も見当たらないため、車が詰まっている交差点もありません。

特に美瑛方面は市街地を抜けてそのまま山を貫くように道路は続いています。あまりの距離に途中からは霞んでしまっているほどです。(車が通らないことを確認して)道の真ん中に立つと、センターラインがまるで自分の背骨のようにも思えます。

思わず胸を張って、背筋を伸ばしたくなる感じです。失恋で小さく縮こまってしまった心が深呼吸をして、シワも伸びていくような感覚でした。

この道のようにまっすぐ前を向いて新しい恋を探そうと立ち直ることができました。

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