失恋がもたらした多くの人々との出会い

失恋から立ち直る体験談09
失恋の痛手から逃れるために、私は旅に出ることにしました。

というのは、家にこもってじっとしていると、彼女との楽しい思い出ばかりが蘇ってきて、いたたまれなくなるからでした。

彼女がもういないのだと思うと、胸が張り裂けそうな悲しみにうちのめされそうになりました。

街に出ると、彼女と一緒に入ったカフェやレストランについ目がいってしまいます。

恋愛中があまりにも楽しかっただけに、いま一人になった自分には、彼女を思い出すような事物にふれることは、できるかぎり避けたほうがいいと判断しました。

それで私は、一週間の予定で、北海道に旅に出ました。人がいっぱいいる都会よりも、なるべく自然にふれるほうが気分転換になるとも思ったからです。

最初は、人々を避けるようにしていた私ですが、そのうち地元の人々とまじわるようになっていきました。

お店のおばさんや、漁師さんや、農家のお姉さんや、そのほかいろんな人たちとふれあうことができたのは、私にとって大きな収穫でした。

それまで彼女のことしか頭になかったのが、そういった人々とコミュニケーションをとることにより、だんだんと気持ちが癒されていくのがわかりました。

かれらだって、嫌なことや辛いことはたくさんあるはずです。しかしそんなものはおくびにも出さずに皆、私にたいして親切に接してくれました。

どれだけ私に明るい笑顔がむけられたことでしょう。失恋によって人間不信におちいっていた私が、再び人間への信頼感をとりもどすことができたのも、かれらのおかげです。

一週間はあっというまにすぎさりましたが、北海道を去る頃には私は、すっかり立ち直っていました。

彼女が空けた私の心の隙間は、これまで出会った多くの人々の暖かなおもいやりで、埋められているのが実感できました。

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